冬になると、こどもの防寒に悩みますよね。
抱っこ紐であれば自分の体温で温めてあげられますが、ベビーカーではそうもいきません。
ベビーカー用のフットマフという存在は知っていたのですが、良さそうだと思いながらもお値段の高さにびびって買っていませんでした。
でも、身体が小さいこどもは、実はとても冷えやすいんです。
ずっとひざ掛け&クリップで過ごしていましたが、ひざ掛けはすぐにずれたり、地面に落ちたりしてしまいます。
このままじゃいけないと、悩んだ挙句に思い切って格安フットマフを購入。
実際使ってみると、これがとても便利でびっくり!
ベビーカーに乗せることが多いなら、絶対使うべきアイテムでした。
購入以来、第一子、第二子と続けて5年も使い倒しています(笑)
この記事では
- フットマフの購入を迷っている
- フットマフの使い勝手が知りたい
そんなパパママさんに、フットマフのメリット・デメリットやわたしが購入したフットマフについて、ご紹介したいと思います♪
※2016年12月28日に公開した記事ですが、現在の情報を追記・修正して2020年2月15日に再度公開しました。
もくじ
フットマフとは?
フットマフってなに?とお思いの方に、すこしだけ説明させていただきますね。
わたしもよくわかっていなかったのですが、調べてみるとフットマフというのは以下のようなもののことをいうようです。
- ベビーカーに装着して使う防寒具。フリースやダウンでできているものが多い。
- 体全体を覆うものと、腰から下を覆うものの2タイプあるが、体全体を覆う寝袋タイプが主流のよう。抱っこ紐にも使える2wayのものも。
要は、ベビーカー用の防寒着全般のことのようです。
ねんね時期の赤ちゃんに着せるタイプの防寒着(オールインワン)にも、フットマフとかいてあるものもありました。
フットマフの購入理由
去年の冬は、まだ娘の月齢が低く、体重も軽かったので抱っこ紐を多用していました。
ぬくぬくのオールインワンを着せ、ベビーカーでも抱っこ紐でも薄手のダウンのケープ(ひざ掛けとの2way)とミスドでもらったミニ毛布だけで乗り切りました。
しかし、この冬。娘は一歳を超えてあんよのできる年齢に。
動きたい盛りでさらに10キロを超える重さ。
しかも、ベビーカーではひざ掛けを思い切り蹴っ飛ばしてしまう・・・そんなとき、姪っ子のベビーカーについていたのがカトージ(KATOJI)のフットマフ。
腰から下だけのタイプで、すっきりとB型ベビーカーに収まっていました。
値段も3000円だったとのこと。最低1万円はすると思い込んでいたわたしは目からうろこ!
これだ!!!と思って検索したものの、商品の切り替えのためか同じ商品が見つかりません。
『こうなったらお手頃価格のフットマフを自分で探してみよう!』と、レビューを読み漁ってみつけたのが今回のフットマフです。
フットマフ、使ってみてどう??
結論からいうと、もう手放せません。
フットマフがあると、部屋着のままベビーカーに乗っけておでかけできちゃうんです!
ほんとに便利!!ものぐさママの味方です♪
おすすめのポイント
- コートなどの上着を着せないで、さっとお出かけできる
- 靴を履かせなくていい
- 暖かいので子供がよろこんでベビーカーに座る
コートを着せず、靴も履かせずにさっとお出かけできるのは、ほんとに便利!!
ちょっと買い物に行くときなんかに大活躍です。
靴下を嫌がっても、まあフットマフがあるからいいよね~という感じではだしで乗っけることもしばしば…(笑)
こどもの個性によるかとも思いますが、むすめは寒いのが嫌いなようで、ベビーカーを全く嫌がらなくなりました。
(注:大きくなってくると上半身がでてしまうので、2歳の冬はコートは着せてました)
いまいちなところは…
- 靴を持っていき忘れてしまうことがある
- 室内にはいると、逆に温かすぎることがある
わたしがフットマフを使っていて、実際に困ったことはこのふたつです。
靴を忘れる
単にわたしが忘れっぽいだけな気もしますが、靴は何度も忘れてしまいました(笑)
ねんねの時期はよいのですが、歩き回るようになると靴を忘れるのは痛いです…
予防策として、靴用クリップを百均で購入して、見えるところにぶら下げておくと効果的でした。
室内では温かすぎる
お店の中なんかに入ると、フットマフに入っていると暑すぎることもあるんですよね。
でも、この問題の解決方法は簡単!
ちょっとかっこわるいですけど、フットマフを全開にすればOKです(笑)
マイナスポイントも一応あるのですが、冬のおでかけが楽ちんになるというのはほんとに大きなメリットでした!
おすすめフットマフはこちら!
わたしが購入したフットマフは残念ながら廃盤になってしまったようですが、ほぼ同じようなタイプのフットマフをみつけました!
口コミの評価も良いので、おすすめです♪
このフットマフを買いました!
お値段と、ふわぽかの言葉に惹かれてこちらを購入しました!
残念ながら廃盤になってしまったようですが、フットマフがどのようなものかわかるように、このまま紹介しますね。
楽天さんの『LOWYA』というショップの、「ふわぽかまるで腕の中 ベビーカーフットマフ」という商品です!
サイズ :全長98×幅39cm(全開にすると幅85㎝ほど)
重さ :約0.5kg
カラー :ブラック・ホワイト・グレー
生産国 :中国
購入を決めたポイント
- 丸洗いできる
- お値段が手頃
- 口コミで我が家のベビーカー(ピジョンのランフィ)に装着できることがわかった
では詳しいレビュー、いきたいとおもいます!
パッケージ
商品の箱にはPabuhkのSLEEPING BAG(スリーピングバック)と記載されています。
MADE IN CHINAで、輸入元の会社名は(株)ベガコーポレーションとのこと。
お値段がやすいので、口コミを参考に気軽にぽちってみましたが、パッケージがなかなか良い感じ。
ちょっとしたプレゼントとしても使えると思います。
フットマフのカラーバリエーションは、ブラック・ブルー・ピンクの3種類。
2020年は3色展開で、ブラック・ホワイト・グレーの5色になっていました。
わたしが購入した年は無難な色がブラックしかなかったのでブラックを選びましたが、グレーもホワイトも落ち着いた感じで素敵ですね。
開封した写真がこちらです。
ビニールを開けた瞬間はすこし刺激臭がありましたが、すぐに気にならなくなりました。
本体
前の中央と底部分にファスナーがあり、底部分にはマジックテープのついたベルトがあります。
このベルト、ファスナーの隙間からの風を防ぐためについているようです。
お安いのに、細かい配慮があってびっくり。
(※ベルトの意外な使い方を3シーズン目に発見しました。後述します)
底部分をはずして温度調整できるとのことですが、うちでは一度も外していません。
口コミには、『第二子用に購入したが、底をはずせば上の子にも使えて良かった』とのレビューもありました。
購入したサイトの情報では、ベルト穴は5か所でそれぞれ4.5cm幅とのことでしたが、実際は一番下のベルト穴だけサイズが大きく、約7cmありました。
我が家のベビーカー(ランフィ)の股ベルトは、ほかの4か所に比べて太かったので、サイズが大きいのはとてもよかったです。
ランフィは5点固定のベビーカーですが、問題なく装着できました。ベルト穴の位置はほとんどぴったりです。
(ちなみに肩ベルトは3段階の一番上で使用しています)
内側はボアとかいてあったんですが、ボアというよりはもこもこのフリースといった感じ。ふんわりしていて、手触りはよいと思います。
外側はすこし凹凸のある布地。ポリエステルの綿入りなのでふっくらしています。
正直高級感はないですが、すごく安物って感じはしないです。
ファスナーもしっかりしていて、ファスナーの先がお顔に当たらないようカバーがあります。
すべて閉じてしまえばファスナーの取っ手が完全に隠れるので、ファスナー好きの娘にも開けられずに済んでいます。
装着すると
元々は、腰から下のすっきりタイプを買いたかったのですが、このフットマフはしっかり肩までありました。
ただ、ファスナーを開けることでかぶり具合を調整できるので、結果的に肩まであって良かったです。
普段はほとんど、コートは着せずにそのままフットマフにいれてお出かけしていますが、娘は快適そうです。
また、開口部分の紐を縮めると、顔だけを出すような状態になります(写真左下)ので、急に寒くなっても安心です。
このフットマフは、ベビーカーのベルトをフットマフに通して固定しています。
実際に使ってみると、長時間座っていると少しずつフットマフが下方向にずれていってしまうという欠点がありました。
わたしは「ずれてきたなー」と思ったら、娘をのせたままフットマフの開口部分を持ち、ぐいっと引っ張って持ち上げています。
そうすれば簡単に元の位置にもどるので、特に問題なく使えています。
そのままでベビーカーを折りたためる?
とても重要ポイントですよね。
我が家のランフィの場合は、ぎりぎり折りたためます。また、装着したままで自立します。
ですので、購入後はベビーカーに取り付けたままで一度も外していません。
下の写真だと足部分が飛び出しているように見えますが、壁に寄せておけば通常とさほど変わらないスペースしかとりません。
購入して1か月ほどなので耐久性は不明(このあと追記あり)ですが、ベビーカーに付けっぱなしで玄関外(屋根あり)に置いて使用していてもいまのところ問題ありません。
お菓子の食べカスがついてしまっても、手で払うと簡単に落ちるので洗濯もせず使用できています。
ふわぽかフットマフの使用感・耐久性の追記
購入して1年。フットマフはどうなった?
2017年、2シーズン目に突入しました。
結局、ものぐさな私はお洗濯もせずしまい込んでいましたが、今年もそのまま使用しています!!
耐久性についてですが、購入から3か月くらいで開口部を縮めるための紐が片方取れてしまいました。
わたしの力が強すぎたのかもしれませんが、残念です。
ただ、開口部を縮めることもあまりなかったので、そのまま使ってます。
その他のファスナーや本体部分は壊れることもなく、問題なく使用できています。
お値段もお安かったので、結果としては満足しています。
ちなみに、娘は2歳2か月(身長88cm体重12.8kg)になり、胸から下がフットマフに入る感じになっています。
去年に比べると上半身が外に出てしまいますが、動きたがりの2歳児にはちょうどよいようです。
本人は『あったかーい!』と言って喜んでいます。
また、今年は新色でグレーが登場したようです!
3シーズン目にして新しい使い方を発見
フットマフは2シーズン目の使用にも耐え、まだまだ現役使用中です。
生後2ヶ月のむすこにも、早速フットマフを使用してみました。
さすがに生後二か月には大きいですね。足元が完全に余ってしまいます。
と、思って使っていたのですが・・・わたし、思いついてしまいました!
このフットマフ、最下部に大きめのマジックテープ付きベルトがあるんですよ。
それをベビーカーのフロントバーに引っかけて止めると、
なんと、フットマフのぶらぶらした足部分がきっちり留まるじゃないですか!!
本来の使い方ではないかもしれませんが、これでフットマフのズレも防止できるし、邪魔にならないし一石二鳥!
正直、あたし天才か?!と思いました(笑)
この使い方で、低月齢のベビーでも不満なく使えました。
さすがに3シーズン目ともなるとすこし使用感がでてきましたが、以前とれてしまった開口部の紐以外はどこも壊れていません。
そして、5シーズン目。B型に使用中
フットマフ、5年経っても現役で使用中です♪
なんと、はじめに壊れた紐部分以外は、どこも壊れていません。
たいして毛玉もできず、すこし張りがなくなったかな~?という程度の使用感です。
長持ち!
若干きついですが、B型ベビーカーにものせることができました!
ちなみに、わが家のB型ベビーカーはベビージョガーの『シティ・ツアー』です。
ふわぽかフットマフのメリット・デメリット
メリット
- 値段が安い割に、機能は十分
- 肩までのタイプのため、コートいらず
- 洗濯機で洗える
- 生地は案外丈夫で、5年目にしていまだ現役
とにかく、値段が安いのにフットマフとしてはしっかり使えているという点が素晴らしいです!
肩まであるタイプなので、コートを着せなくてもいい点もお気に入り。
安いので気にせず洗濯機で洗えますし、わたしはこどもふたりをこの1枚で乗り切れちゃいました♪
デメリット
- 1年目に紐がとれてしまった
- 長時間座っていると、少しずつ下にずれていく
1年目に紐がとれてしまったときには、かなり残念でした。
ぱっと見で縫製がガタガタということはないんですが、やはり縫製が甘いところがあるのかもしれません。
あとは、純正品でないからなのか、長時間座っていると少しずつフットマフがずれていきます。
いつもベルトをしていたので、わたしは大して気になりませんでしたが、ベルトをせずに乗せていたら危険です。
ずれが気になる方は、純正品にこだわって購入されたほうがいいと思います。
フットマフ、絶対買うべし。格安でも大丈夫!
わが家のフットマフをご紹介してみました。
デメリットもありますが、わたしは『ふわぽかフットマフ』を購入してよかったです。
こどもたちも気に入っていて、いつも嬉しそうに中に入ってくれていました。
私が購入したときは2990円だったのでかなりお得感がありましたが、いまは値上がりしているようですね…
その点だけが残念です。
それでもフットマフとしては格安ですし、お値段以上に使えています。
ふわぽかフットマフに限らず、フットマフはとても便利。
災害時にはベビー用の寝袋としても役立つと思いますし、ベビーカーをよく使われる方には超おすすめです。
すこしお値段が高いフットマフでも、もし気に入ったものがあれば思い切って購入されてもいいとおもいます♪
お住いの地域によってはもっと防寒がしっかりとした素材(ダウン等)が良い場合もあると思いますので、検討してみてください。
ちなみに、わたしは京都市在住。
盆地で冬はまずまず寒いですが、防寒はこのフットマフで十分でした。
何より、ベビーのみのむし姿がかわゆいですよ~~♪
みなさんも、ぜひ楽ちんに冬のお出かけを楽しんでくださいね~
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました♪